吉野正芳 web site

■■■ 平成14年 2月の活動報告 ■■■

■医療保険制度の改革の見通しは

平成14年2月27日（水)

平成15年4月1日から、政府管掌健康保険の被保険者の本人自己負担割合が、現在の2割から3割に引き上げられる方向となり、医療保険制度の改革論議が盛んになっている。
　本日開かれた衆議院厚生労働委員会で私は、この点を中心に厚生労働大臣に質問を行ないました。
　同大臣は平成14年中に、なるべく早く改革の方針を明示したい旨答弁されましたが、私も大臣と目ざす方向は同じではありますが、質疑の中で「保険の一元化」や「政管健保の民営化」については国民の間で不安もあるし、実現のためには被保険者の所得の捕捉の問題や、職域健保と地域健保の統合をどうするのかといった問題もある、ということを指摘しました。
　また、介護保険制度が実施されていますが、現場からの声ということで、特別養護老人ホームにおいては入所者の介護度に応じてよりきめ細かな職員の配置基準の設定などを求めました。
　未だ関係法案は国会に提出されてはおりませんが、与党内のコンセンサスを得て世界最高水準の医療の恩恵を享受できるわが国民が、引き続き安心して健康な生活を送ることができるよう私も厚生労働委員会の一員として努力いたしたいと思っております。

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■日本経済を菜の花畑に

平成14年2月13日（水)

"私の在京の後援会である「福芳会」恒例の朝食会が本日開催されました。今日の講師は、""カリスマディーラー”としてその名を馳せた藤巻健史さんでした。私と衆議院初当選組の宮澤洋一代議士と小学校から高校まで同級生という方で、大学を卒業後三井信託銀行に入行し、その後外国為替のディーラーとして大活躍、ご本人の弁によれば藤巻氏と同年代で彼より稼いだディーラーはいないそうです。したがって与えられた称号が""カリスマディーラー""。
　このような経歴を有する藤巻さんをお招きして福芳会の会員約７０人の方々にお話を聞いていただきました。
　藤巻さんは、「日本の経済は、円安で必ず回復する」という持論を具体例を示して展開されました。ご自身の「転職」という経験を踏まえ、雇用の安定さえあれば個人消費は増えるものだと語っておられましたし、また現在の不況の打開策として①目の前の景気対策は、円安によって誘導されるインフレによって行なうべし　②私たちの子どもの世代のためには(すなわち中・長期的には)小泉総理の唱える「構造改革」によって行なうべし、という２点を指摘し、《日本経済を菜の花畑にしよう》と結びました。
　私は、講演の後の謝辞の中で、現在開会中の国会に提出されている平成１４年度予算の早期成立に全力をあげて景気回復の一助としたいということ、また国民生活に密着する医療制度改革を成し遂げることをお約束いたしました。皆様の更なるご支援をお願い申し上げます。
"

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